“商賣”のいろいろな読み方と例文
新字:商売
読み方割合
しやうばい52.9%
あきなひ23.5%
あきなひや5.9%
しやうばひ5.9%
しやうべえ5.9%
しようばい5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何と申し又商賣しやうばい何渡世なにとせいなるやと尋ねられ寶澤は泣々なく/\父は源兵衞と申し餠屋商賣もちやしやうばいなりと口より出任でまかせこたへければ亭主は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かの今フィレンツェびととなりて兩替しかつ商賣あきなひするひとりの人は、その祖父が物乞へる處なるシミフォンテに歸りしなるべく 六一—六三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
北八きたはち大丈夫だいぢやうぶだ、と立直たちなほつて悠然いうぜんとなる。此邊このあたりぢんまりとしたる商賣あきなひやのきならび、しもたやとるは、産婆さんば人相見にんさうみ、お手紙てがみしたゝめどころなり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
遣ひなくしたりといつはり又々五百兩程在所ざいしよへ取りに遣はしたれば此金は見せ難しとの口上こうじやうゆゑ松葉屋桐屋は金を遣はせるが商賣しやうばひに付き然樣さやうに候はゞ御預り申さんと云ふを客はねんため御兩所より一札を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
博勞ばくらうなんちい奴等やつら泥棒根性どろぼうこんじやうくつちや出來でき商賣しやうべえだな、ちくらつぽうんぬいて、兼等かねらりや、れことせえおつめるつもりしやがつて」かね博勞ばくらう向側むかうがはから戯談じようだんらしい調子てうしでいふと
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
五十けんによき得意塲とくいばもちたりとも、内證ないしようくるま商賣しようばいものゝほかなればせんなく、十三になれば片腕かたうで一昨年おとゝしより並木なみき活版所かつぱんじよへもかよひしが、怠惰なまけものなれば十日とうか辛棒しんぼうつゞかず
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)