“並木”のいろいろな読み方と例文
旧字:竝木
読み方割合
なみき97.7%
へいぼく2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、まち並木なみきは、たいていちつくしてしまって、くろ小枝こえださきあおそらしたこまかく、あみのようにいてえていました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
並木なみきの松と松との間が、どんよりして、こずえが鳴る、と思うとはや大粒な雨がばらばら、立樹たちきを五本と越えないうちに、車軸を流す烈しい驟雨ゆうだち
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ついでに無声会員は栗本勇之助、金光利平太りへいだ、虎石恵実けいじつ、大谷繞石、武井悌四郎ていしろう、林並木へいぼく、岡本勇、河東碧梧桐、高浜虚子という顔振れであった。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)