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網
ふりがな文庫
“網”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あみ
81.1%
い
7.1%
もう
4.7%
す
3.9%
ネット
2.4%
だま
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あみ
(逆引き)
「
叔父
(
おじ
)
さんの
家
(
いえ
)
は、ここから二十
里
(
り
)
もあちらの
浜
(
はま
)
なんだ。たいだの、さばだの
網
(
あみ
)
にかかってくるって、
僕
(
ぼく
)
のお
父
(
とう
)
さんが、いった。」
海が呼んだ話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
網(あみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
い
(逆引き)
そのアーチのあいだには、鉄のわくどりがさながらくもの
網
(
い
)
のように一面に組みあげられて、それにガラスがはめこんでありました。
アッタレーア・プリンケプス
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
網(い)の例文をもっと
(9作品)
見る
もう
(逆引き)
「それッ、江戸の廻しもの唐草銀五郎、またしきりにそこらを
嗅
(
か
)
ぎまわる
天満
(
てんま
)
浪人や、手先の犬どもを、一
網
(
もう
)
打尽
(
だじん
)
にしてしまえ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
網(もう)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
す
(逆引き)
一杯
蜘蛛
(
くも
)
の
網
(
す
)
、山のやうに積つた
塵埃
(
ごみ
)
、ぷんと鼻を
撲
(
う
)
つて来る「時」の臭ひ、なつかしく思つて明けては見たが、かれはすぐその扉を閉めて了つた。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
網(す)の例文をもっと
(5作品)
見る
ネット
(逆引き)
テニスコートの線があきらかに残っていて、宿直室の長い縁側の隅にラケットやボールや
網
(
ネット
)
が置いてあるのが見える。庭の
一隅
(
かたすみ
)
には教授用の草木が植えられてあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
網(ネット)の例文をもっと
(3作品)
見る
だま
(逆引き)
かきあみとは
攩網
(
すくひだま
)
なり、鮏を
攩
(
すく
)
ひ
捕
(
と
)
るをいふ。その
攩
(
すく
)
ひ
網
(
だま
)
の作りやうは又ある木の
枝
(
えだ
)
を
曲
(
ま
)
げあはせて
飯櫃
(
いひびつ
)
なりに作りこれに
網
(
あみ
)
の
帒
(
ふくろ
)
をつけ、長き
柄
(
え
)
ありてすくふたよりとす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
網(だま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“網”の解説
網(あみ、网)とは、柔軟性に富む糸や鋼線などを格子状に結びつけた形状の製品。ネット(en: net)ともいう。
(出典:Wikipedia)
網
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“網”を含む語句
金網
天網恢々
手網
玉網
大網
攩網
蛛網
横網町
鳥網
網曳
投網
網膜
網羅
鉄網
小網町
網引
小網
一網
鉄条網
天網
...
“網”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
谷譲次
長塚節
吉川英治
江見水蔭
宮沢賢治
倉田百三
作者不詳