“網膜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうまく94.7%
まうまく5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
クーパーの網膜もうまくに、キラ、キラ、キラと星が散った。そして急にあたりがぼーっと見えなくなった。怪物の足が小またをすくいあげた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その結果が網膜もうまくを刺激しようが、連想を呼び起そうがいっこう構わんので、必竟ひっきょうずるに彼の興味は色彩そのものに存するのであります。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
偶然ひよつとかれにはか透明とうめいつた空氣くうきなかからかけつて網膜まうまくそこにひつゝいたものゝやうにぽつちりと一つについたものがある。それはとほ上流じやうりうかゝつてちひさなふねであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)