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網代車
ふりがな文庫
“網代車”の読み方と例文
読み方
割合
あじろぐるま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あじろぐるま
(逆引き)
出来るだけ目立たぬようにと、只、
網代車
(
あじろぐるま
)
の小ざっぱりとしたのを用意させて、それに馬に乗った男共を四人、下人を数人だけ附添にした。
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
後醍醐は、はや
網代車
(
あじろぐるま
)
の内へ、お体の半ばを入れかけていたのだが、そこから、もいちど西園寺公宗、公重を振り向いて
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
後
(
あと
)
からは、めずらしく、
黄牛
(
あめうし
)
に
曳
(
ひ
)
かせた
網代車
(
あじろぐるま
)
が通った。それが皆、
疎
(
まばら
)
な
蒲
(
がま
)
の
簾
(
すだれ
)
の目を、右からも左からも、来たかと思うと、通りぬけてしまう。
運
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
網代車(あじろぐるま)の例文をもっと
(7作品)
見る
網
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
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