“網元”の読み方と例文
読み方割合
あみもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
網元あみもとらしい。釣れなければそこで貰って行く法もあると教えた。お昼にお弁当を食べにおいでなさいと言って、家の在所ありかを詳しく説明した。
田園情調あり (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
ソンキの岡田磯吉おかだいそきちの家が豆腐屋とうふやで、タンコの森岡正もりおかただし網元あみもと息子むすこと、先生の心のメモにはその日のうちに書きこまれた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
正覚坊の像がいよいよでき上がった夕方、平助は村の網元あみもとの家へ行って、そこの御隠居ごいんきょに、一部始終しじゅうのことをうち明けました。御隠居はびっくりしました。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)