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必竟
ふりがな文庫
“必竟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっきょう
61.1%
ひつきやう
25.0%
つまり
8.3%
ひつきよう
2.8%
ひつけう
2.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっきょう
(逆引き)
必竟
(
ひっきょう
)
ずるに自分を離れたものでないという意味から、汚い事でも何でも切実に感ずるのは吾人の親しく経験するところであります。
文芸と道徳
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
必竟(ひっきょう)の例文をもっと
(22作品)
見る
ひつきやう
(逆引き)
「でも
宅
(
うち
)
の
事
(
こと
)
を
始終
(
しじゆう
)
淋
(
さむ
)
しい/\と
思
(
おも
)
つてゐらつしやるから、
必竟
(
ひつきやう
)
あんな
事
(
こと
)
を
仰
(
おつ
)
しやるんでせう」と
前
(
まへ
)
と
略
(
ほゞ
)
似
(
に
)
た
樣
(
やう
)
な
問
(
とひ
)
を
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
必竟(ひつきやう)の例文をもっと
(9作品)
見る
つまり
(逆引き)
其
(
その
)
時分
(
じぶん
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
の
活計
(
くらし
)
は
苦
(
くる
)
しい
苛
(
つら
)
い
月
(
つき
)
ばかり
續
(
つゞ
)
いてゐた。
宗助
(
そうすけ
)
は
流産
(
りうざん
)
した
御米
(
およね
)
の
蒼
(
あを
)
い
顏
(
かほ
)
を
眺
(
なが
)
めて、
是
(
これ
)
も
必竟
(
つまり
)
は
世帶
(
しよたい
)
の
苦勞
(
くらう
)
から
起
(
おこ
)
るんだと
判
(
はん
)
じた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
必竟(つまり)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひつきよう
(逆引き)
好
(
い
)
い
顏
(
かほ
)
どころか
普通
(
あたりまへ
)
の
暑
(
あつ
)
い
寒
(
さむ
)
いも
滿足
(
まんぞく
)
には
仰
(
おつ
)
しやらず、
必竟
(
ひつきよう
)
あの
方
(
かた
)
なればこそお
腹
(
はら
)
もたてず
氣
(
き
)
にも
懸
(
か
)
けず
可愛
(
かわい
)
がつて
下
(
くだ
)
さるものヽ、
第
(
だい
)
一
天道
(
てんたう
)
さまの
罸
(
ばち
)
が
當
(
あた
)
らずには
居
(
お
)
りませぬ
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
必竟(ひつきよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひつけう
(逆引き)
石器時代竪穴現存の例、北海道のみに多くして、他地方に於ては更に
見聞
(
けんもん
)
無
(
な
)
きも、
必竟
(
ひつけう
)
、北海道の地は比較的近き頃迄石器時代人民の
棲息地
(
せいそくち
)
なりしと、
開拓
(
かいたく
)
未だ行き渡り居らさるとに由る事大ならん。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
必竟(ひつけう)の例文をもっと
(1作品)
見る
必
常用漢字
小4
部首:⼼
5画
竟
漢検1級
部首:⽴
11画
“必”で始まる語句
必
必定
必要
必死
必然
必須
必用
必至
必死的
必須条件
“必竟”のふりがなが多い著者
夏目漱石
樋口一葉
木下尚江
作者不詳
福沢諭吉
和辻哲郎
森鴎外