“判”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
わか77.0%
はん13.2%
2.9%
さば1.5%
1.0%
はっ1.0%
わきま1.0%
さばき0.5%
0.5%
わかり0.5%
(他:2)0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“判”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]23.3%
文学 > 中国文学 > 小説 物語12.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それが何に対する憫れみなのか、平生へいぜいはいっこう見当が付かないでいたが、今、ひょいと、わかったような気がした。
と、車内の薄暗うすやみうちでもハッキリとわかるほど、瑠璃子は勝平の方を向いて、嫣然えんぜんと笑って見せた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「なるほど、そういえば、へんな模様だね。なんだかはんものみたいだけれど、だれがこんなものをかいたのかなあ」
大宇宙遠征隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
はんしたように帳場格子ちょうばごうしなかからえて、目指めざすは谷中やなか笠森様かさもりさま
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
そしてこれらの諸品がウバヒガンすなわちタチヒガンと縁の無いことは、その葉を検すればぐにかるのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
なぜなれば、彼らの考えは輿論よろんとは異なり、いわゆる独立思想であったとしても、同意を求むることあれば、やはり彼らには他人を頼む心のあることがかる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
工藝に関するいかなる批評家もこの問題に会する時、ついに自らの力に最後のさばきを受ける。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
同じように知にさばかれたる美は、自然の前には醜きものと呼ばれるであろう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
この弥次郎という青年は、いろいろな点から調べてみましても、どうも、そのっきりした身分とか身許とかが、分らぬのであります。
手品を見ている連中は騙されている内は熱心なんだ。だが、一旦手品の種を掴んだものにア、馬鹿馬鹿しくて奴等のやる事が見ちゃいられねえ。奴等が後へ廻してる手に何を握ってるか調べて見るがいいや。カラクリがり分らア。全くよ。俺ア、つい此間こないだ迄信者様だった。
反逆 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
思うに三島の夙は、まだ分業のはっきりせぬ前に、皮細工をやっていた為に穢多になったのでありましょう。
「こりゃ文章になっておらん。第一これじゃ時間の順序が立っていないじゃないか。それに場所もはっきりしない。」と言って、例の皮肉な調子で、「お前はもう専門家じゃないか。学校に通学している傍で作る文章ならこの位でもよかろうけれど、学校まで止めてかかった人としてはこんな事ではいかんじゃないか。」
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
馬鹿者の多い世の中に、狗の知つてゐる事をわきまへてゐる人間は先づ悧巧者とせなければならぬ。
実際爺さんの心算つもりでは、からかさ貼りは一ぱし他助ひとだすけの仕事らしいが、それに少しの嘘も無い、何故といつて京都人は霊魂たましひよりも着物がずつと値段の張つてゐる事をよくわきまへてゐる人種だから。
高きヂュウスの命を受け、さばき行ふアカイアの
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
夜もけて来るにつれ、寝苦しく物に襲われるようで、戸棚をかじる鼠も怖しく、遠い人の叫とも寂しい水車の音ともかぬ冬の夜の声に身の毛が弥立よだちまして、一旦吹消した豆洋燈ランプを点けて、暗い枕もとを照しました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
松山の方のことは島田からの手紙でもおわかりになったことと思って居ります。
うなまるで冗談じょうだんづごとわがらなぃで面白おもしろぐなぃもな。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
草主が大神に訴へると、其では、汝の田は草を敷くには及ばぬ様にしてやらうとコトワらせられたからと言ふ伝への如き(播磨風土記)。
まれびとの歴史 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)