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はっ
ふりがな文庫
“はっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
発
43.8%
判
15.6%
張
15.6%
貼
6.3%
八
3.1%
冷
3.1%
匍匐
3.1%
匐
3.1%
溌
3.1%
確
3.1%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
発
(逆引き)
ぼつぜんと
怒
(
いか
)
りを
発
(
はっ
)
した竹童はあい手が、
樹上
(
じゅじょう
)
の忍剣へ、
狙撃
(
そげき
)
の
引金
(
ひきがね
)
をひこうとするすきへむかって、かんぜんとおどりかかってきたのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はっ(発)の例文をもっと
(14作品)
見る
判
(逆引き)
それらは
判
(
はっ
)
きりしていないが、要するにそのあたりは冬木立もあるような人家の建てこんでいないところであることさえ判ればよいのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
はっ(判)の例文をもっと
(5作品)
見る
張
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は年を
老
(
と
)
りましても、酒や
博奕
(
ばくち
)
が好きでございまして、身代を遂に痛め、
此者
(
これ
)
の母も苦労して亡りました、斯うやって表を
張
(
はっ
)
ては居りますが、実は苦しい身代でございます
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
はっ(張)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
貼
(逆引き)
しかし私が心配したような血痕などは目に入らなかった。もうこの畳は幾十年たったか分らぬ程古かった。又青紙の
貼
(
はっ
)
てない黄色な壁の上には
優曇華
(
うどんげ
)
が咲いていた。
老婆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はっ(貼)の例文をもっと
(2作品)
見る
八
(逆引き)
東京にいても居酒屋や
屋台店
(
やたいみせ
)
へ飛込んで
八
(
はっ
)
さん
熊
(
くま
)
さんと
列
(
なら
)
んで
醤油樽
(
しょうゆだる
)
に腰を掛けて
酒盃
(
さかずき
)
の
献酬
(
とりやり
)
をしたりして、人間の美くしい天真はお化粧をして
綾羅
(
りょうら
)
に包まれてる高等社会には決して現われないで
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
はっ(八)の例文をもっと
(1作品)
見る
冷
(逆引き)
めっぽー
冷
(
はっ
)
こい水だ
貧農のうたえる詩
(新字新仮名)
/
長沢佑
(著)
はっ(冷)の例文をもっと
(1作品)
見る
匍匐
(逆引き)
人ならば
匍匐
(
はっ
)
て這入れる様に成って居るから或いは誰か這入ったかも知れぬ、併し下から見た所では天井に血の
浸
(
しみ
)
はない、多分は画板の間からでも、
迸
(
ほとばし
)
ったので有ろう
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
はっ(匍匐)の例文をもっと
(1作品)
見る
匐
(逆引き)
腐りかけた
板
(
いた
)
ばめの上には
蛞蝓
(
なめくじ
)
の
匐
(
はっ
)
た跡がついている。何処からともなく便所の臭気が
漲
(
みなぎ
)
る。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はっ(匐)の例文をもっと
(1作品)
見る
溌
(逆引き)
カツテ東京ニ
相識
(
あいし
)
ル。
乃
(
すなわち
)
延
(
ひ
)
イテコレヲ見ル。
髩髪蕭疎
(
びんぱつしょうそ
)
顔色
憔悴
(
しょうすい
)
セリ。シカモコレト当世ノ務ヲ談ズルヤ議論横ザマニ生ジ口角
沫
(
ばつ
)
ヲ
溌
(
はっ
)
シソノ気力
毫
(
ごう
)
モ前日ニ減ゼズ。五更ノ頭ニ到リ辞シテ去ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はっ(溌)の例文をもっと
(1作品)
見る
確
(逆引き)
呟
(
つぶや
)
きかけた時、今度こそ
確
(
はっ
)
きりと、それも胸を
抉
(
えぐ
)
られるような怖ろしい声で
廃灯台の怪鳥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
はっ(確)の例文をもっと
(1作品)
見る
“はっ”の意味
《感動詞》
急に思いついたり驚いたときに思わず発する語
かしこまった応答
相手の言葉が聞き取れなかったときに言う語
(出典:Wiktionary)
検索の候補
はつ
ばり
ぱつ
はり
ちょう
はらば
はっつ
ぱち
やあ
やつ