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張
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はっ
ふりがな文庫
“
張
(
はっ
)” の例文
此方
(
こっち
)
は
只管
(
ひたすら
)
頼むと小さくなって
訳
(
わ
)
けを云えば、船頭は何でも聞かぬと剛情を
張
(
はっ
)
て段々声が大きくなる。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
私
(
わたくし
)
は年を
老
(
と
)
りましても、酒や
博奕
(
ばくち
)
が好きでございまして、身代を遂に痛め、
此者
(
これ
)
の母も苦労して亡りました、斯うやって表を
張
(
はっ
)
ては居りますが、実は苦しい身代でございます
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
最
(
も
)
うズッと以前だが
博賭徒
(
ばくちうち
)
を探偵する事が有て己が自分で
博賭徒
(
ばくちうち
)
に見せ掛け
二月
(
ふたつき
)
ほど築地の博徒宿に入込んだ事が有る其頃丁度築地カイワイに支那人の
張
(
はっ
)
て居る宿が二ヶ所あった
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
この人は長崎に開業して居て立派な門戸を
張
(
はっ
)
て居る
大家
(
たいか
)
であるから、中々入門することは出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
是から千代紙で
張
(
はっ
)
て有る
可笑
(
おかし
)
な箱の蓋を取って、中から手拭を出そうとする時
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
なおその足を
張
(
はっ
)
て抵抗の状をなすの常なるに、二百七十年の大政府が二、三強藩の兵力に対して
毫
(
ごう
)
も
敵対
(
てきたい
)
の意なく、ただ
一向
(
いっこう
)
に
和
(
わ
)
を
講
(
こう
)
じ
哀
(
あい
)
を
乞
(
こ
)
うて
止
(
や
)
まずとは、古今世界中に未だその例を見ずとて
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
破るからアトを
張
(
はっ
)
て置きなさいと云うようにして、
寸毫
(
すんごう
)
も
仮
(
か
)
さない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“張(張(姓))”の解説
張(ちょう)は、漢姓の一つ。中華圏で多い姓の1つである。
(出典:Wikipedia)
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“張”を含む語句
矢張
引張
緊張
出張
突張
威張
誇張
見張
硝子張
鯱張
頬張
張合
薩張
葭簀張
大威張
縄張
主張
高張提灯
弓張提灯
繩張
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