“此者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
これ50.0%
このもの37.5%
コヲバ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長「黙れ、毀した事は先刻さっきわしく見て置いたぞ、お父さま、迂濶うっかりしてはいけません、此者これは中々油断がなりません、さ、早く致せ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其年暦を計るにおよそ百年に余れり。もしは此者このものにてもあらんかと也。久太夫すみやかに命を助け山に追ひ返しけるに、その走ること甚だ早し。其後又之を見る者無しといへり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いしたふや あまはせつかひ ことの語りゴトも。此者コヲバ