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迂濶
ふりがな文庫
“迂濶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うかつ
78.5%
うくわつ
9.1%
うっかり
5.5%
うっか
4.6%
うつか
0.9%
うつかり
0.9%
うか
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかつ
(逆引き)
「
迂濶
(
うかつ
)
だった、八重」そういって彼は、上から八重を見下ろした。「……おまえがいたじゃないか、
此処
(
ここ
)
におまえがいたじゃないか」
日本婦道記:小指
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
迂濶(うかつ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うくわつ
(逆引き)
爭
(
あらそ
)
ひ
將棋
(
せうき
)
に
敗
(
やぶ
)
れて
血
(
ち
)
を
吐
(
は
)
いて死ぬなどは一
種
(
しゆ
)
の
悲壯
(
ひそう
)
美を
感
(
かん
)
じさせるが、
迂濶
(
うくわつ
)
に死ぬ事も出來ないであらう
現
(
げん
)
代の
專
(
せん
)
門
棋士
(
きし
)
は平
凡
(
ぼん
)
に
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
迂濶(うくわつ)の例文をもっと
(20作品)
見る
うっかり
(逆引き)
加之
(
おまけ
)
に
路
(
みち
)
が悪い。
雪融
(
ゆきど
)
けの時などには、夜は
迂濶
(
うっかり
)
歩けない位であった。しかし
今日
(
こんにち
)
のように
追剥
(
おいはぎ
)
や
出歯亀
(
でばかめ
)
の噂などは甚だ稀であった。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
迂濶(うっかり)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
うっか
(逆引き)
氏の慇懃丁寧なる、もし書斎のデスクの上へ、
迂濶
(
うっか
)
り腸を忘れて行こうものなら、後から小包郵便にして、
添
(
そえ
)
手紙と共に送り返される。
小酒井不木氏スケッチ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂濶(うっか)の例文をもっと
(10作品)
見る
うつか
(逆引き)
此品
(
これ
)
をば汝は要らぬと云ふのか、と
慍
(
いかり
)
を底に匿して問ふに、のつそり左様とは気もつかねば、別段拝借いたしても、と一句
迂濶
(
うつか
)
り答ふる途端、鋭き気性の源太は堪らず
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
迂濶(うつか)の例文をもっと
(2作品)
見る
うつかり
(逆引き)
致して
居
(
を
)
りし所ろマア/\此所へコレ娘何を
迂濶
(
うつかり
)
致してをるお茶を上ぬか如何ぞやと
待遇振
(
もてなしぶり
)
の
厚
(
あつ
)
き程
此方
(
こなた
)
はいよ/\
意
(
こゝろ
)
に
恥
(
は
)
ぢ
言出惡
(
いひいでにく
)
く
背後
(
そびら
)
には
汗
(
あせ
)
する
計
(
ばか
)
りに在りたるが斯ては
果
(
はて
)
じと口を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
迂濶(うつかり)の例文をもっと
(2作品)
見る
うか
(逆引き)
「
彼女
(
あいつ
)
め焼物が分りそうな振りをするものだから、つい
迂濶
(
うか
)
とひっかかった。こんな事ではとても性根を掴むことはできん——今度からはごまかされぬ要慎をしてかかるぞ」
嫁取り二代記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
迂濶(うか)の例文をもっと
(1作品)
見る
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
“迂濶”で始まる語句
迂濶者
迂濶千万
迂濶々々
迂濶〻〻
検索の候補
迂濶者
迂濶千万
迂濶々々
迂濶〻〻
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三遊亭円朝
谷崎潤一郎
国枝史郎
江戸川乱歩
林不忘
吉川英治
岡本綺堂
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佐々木邦
葛西善蔵