“迂濶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うかつ77.8%
うくわつ9.7%
うっかり5.8%
うっか4.8%
うつか1.0%
うつかり1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迂濶だった、八重」そういって彼は、上から八重を見下ろした。「……おまえがいたじゃないか、此処におまえがいたじゃないか」
日本婦道記:小指 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
將棋れていて死ぬなどは一悲壯美をじさせるが、迂濶に死ぬ事も出來ないであらう代の棋士は平
加之が悪い。雪融けの時などには、夜は迂濶歩けない位であった。しかし今日のように追剥出歯亀の噂などは甚だ稀であった。
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
氏の慇懃丁寧なる、もし書斎のデスクの上へ、迂濶り腸を忘れて行こうものなら、後から小包郵便にして、手紙と共に送り返される。
小酒井不木氏スケッチ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
此品をば汝は要らぬと云ふのか、とを底に匿して問ふに、のつそり左様とは気もつかねば、別段拝借いたしても、と一句迂濶り答ふる途端、鋭き気性の源太は堪らず
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
致してりし所ろマア/\此所へコレ娘何を迂濶致してをるお茶を上ぬか如何ぞやと待遇振き程此方はいよ/\言出惡背後にはするりに在りたるが斯てはじと口を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)