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雪融
ふりがな文庫
“雪融”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆきどけ
50.0%
ゆきど
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきどけ
(逆引き)
あるいは諸所に
雪融
(
ゆきどけ
)
の痕があって石がゴロゴロ転がって居るというような所も随分あったです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
雪融
(
ゆきどけ
)
の道がはげしく
泥
(
ぬか
)
ったりする時は、着物を
濡
(
ぬ
)
らさなければならず、
足袋
(
たび
)
の泥を乾かさなければならない面倒があるので、いかな小六も時によると、外出を見合せる事があった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
雪融(ゆきどけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ゆきど
(逆引き)
加之
(
おまけ
)
に
路
(
みち
)
が悪い。
雪融
(
ゆきど
)
けの時などには、夜は
迂濶
(
うっかり
)
歩けない位であった。しかし
今日
(
こんにち
)
のように
追剥
(
おいはぎ
)
や
出歯亀
(
でばかめ
)
の噂などは甚だ稀であった。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
十勝岳
(
とかちだけ
)
も
近頃
(
ちかごろ
)
まで
死火山
(
しかざん
)
と
考
(
かんが
)
へられてゐた
火山
(
かざん
)
の
一
(
ひと
)
つであるが、
大正十五年
(
たいしようじゆうごねん
)
突然
(
とつぜん
)
の
噴火
(
ふんか
)
をなし、
雪融
(
ゆきど
)
けのため
氾濫
(
はんらん
)
を
起
(
おこ
)
し、
山麓
(
さんろく
)
の
村落
(
そんらく
)
生靈
(
せいれい
)
を
流亡
(
りゆうばう
)
せしめたことは
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
雪融(ゆきど)の例文をもっと
(4作品)
見る
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
融
常用漢字
中学
部首:⾍
16画
“雪”で始まる語句
雪
雪崩
雪駄
雪洞
雪隠
雪解
雪白
雪踏
雪舟
雪沓
“雪融”のふりがなが多い著者
河口慧海
今村明恒
谷譲次
ロマン・ロラン
夏目漱石
吉川英治
岡本綺堂