“追剥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいはぎ65.2%
おひはぎ16.9%
おいは14.6%
おいおどし1.1%
おいはが1.1%
をーるどあっぷ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加之が悪い。雪融けの時などには、夜は迂濶歩けない位であった。しかし今日のように追剥出歯亀の噂などは甚だ稀であった。
思い出草 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
張旅人の懷中胴亂に目を掛けて追剥強盜を爲んとするらずめ己をとか思ふ東海道五十三次に聞えて隱れのない題目講講頭水田屋藤八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「野郎。——よくもおれの名をって、しかもおれの故郷で、追剥ぎなどしていやがったな。さあ、偽名代を支払え、真物のおれ様へ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
追剥もいいけれど、殺すぶにはあるめえによ。ア見ていて総毛立ちいした。殺生なひとでありんすねえ。……それでどれほど儲けなんしたえ?
村井長庵記名の傘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この猿ヶ馬場には、渾名熊坂と言った大猿があって、通行の旅人を追剥し、石動の里へ出て、刀の小豆餅を買ったとある、と雪の炉端で話がる。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
医師はこの街道筋が追剥の巣窟だったと云う事実を思い出したのに違いない。
薔薇の女 (新字新仮名) / 渡辺温(著)