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鍔
ふりがな文庫
“鍔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つば
99.5%
がね
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つば
(逆引き)
天にも地にも、たった一人の肉親は、青竹を削って、
鍔
(
つば
)
と
柄
(
つか
)
だけを取付けた竹光で、背中から縫われ、獣のように死んでいるのです。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
こんな独り言を云いながら、
敬虔
(
けいけん
)
に短刀を抜いてみた。恐らくあげ物というやつだろう、
鍔
(
つば
)
から
切尖
(
きっさき
)
までのバランスがとれていない。
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鍔(つば)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がね
(逆引き)
聞
(
きけ
)
ば汝は
重々
(
ぢう/\
)
の
強惡
(
がうあく
)
言語に絶たる者なり依て吟味中入牢申付るとの聲の下より同心ばら/\と
立掛
(
たちかゝ
)
り
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
いまし
)
めたり又ふか儀も九郎兵衞と密通に及び萬事
宜
(
よろし
)
からざる致方不屆至極なり依て
手錠
(
てぢやう
)
宿預
(
やどあづ
)
け申付ると有て是又手
鍔
(
がね
)
腰繩
(
こしなは
)
に掛られけり夫より大岡殿九助に向はれ其方
段々
(
だん/\
)
吟味を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鍔(がね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鍔”の解説
鐔・鍔(つば)は、刀剣の柄と刀身との間に挟んで、柄を握る手を防護する部位もしくは部具の名称である。
(出典:Wikipedia)
鍔
漢検準1級
部首:⾦
17画
“鍔”を含む語句
鍔広
鍔際
鍔鳴
鍔競
鍔元
金鍔
鍔音
鍔口
鍔甚
鍔江流
鍔押
鍔廣
角鍔
鍔擦
仮鍔
吸鍔桿
吸鍔棹
鍔釜
鍔迫
鍔越
...
“鍔”のふりがなが多い著者
吉川英治
林不忘
中里介山
夏目漱石
三遊亭円朝
薄田泣菫
小島烏水
作者不詳
国枝史郎
小栗虫太郎