“敬虔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいけん97.3%
うやまひ0.7%
つつまし0.7%
つゝまし0.7%
オギロ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パリサイ人はこのような規則ずくめをもって人々の生活を規律し、それを厳格に守ることをもって敬虔けいけんであるとなしていたのである。
キリスト教入門 (新字新仮名) / 矢内原忠雄(著)
血は白し、こや敬虔うやまひ
秋の一夕 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
静子の目には、兄と清子の間に遠慮が明瞭ありありと見えた。清子は始終敬虔つつましくしてゐたが、一度信吾と並んで坐つた時、いかにも極悪気きまりわるげであつた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
靜子の目には、兄と清子の間に遠慮が明瞭あり/\と見えた。清子は始終敬虔つゝましくしてゐたが、一度信吾と並んで坐つた時、いかにも極り惡氣であつた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
死にゆける若き命の敬虔オギロなり。かくひたぶるに 国はたゝかふ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)