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『秋の一夕』
ふりがな文庫
『
秋の一夕
(
あきのいっせき
)
』
あゝ終の夕は来りぬ、 天昏に地昏にさはなる 不浄はもこゝに亡ぶか、 洗礼女——河原の葦に 法涙の露無量光、 新らしき生命の慈相—— 十夜法会の跡さびしき、 天台の寺院の堂に、 いからしく波うつ霧や、 仏龕の虫ばむ音は、 悲しとも、これも自然 …
著者
末吉安持
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
喬木
(
おほき
)
終
(
つひ
)
夜
(
や
)
大地
(
おほつち
)
敬虔
(
うやまひ
)
黙
(
もだ
)
足音
(
あのと
)
法会
(
ほうゑ
)
河原
(
かはら
)
不浄
(
ふじやう
)
光輝
(
かゞやき
)
古瓶
(
ふるがめ
)
仏龕
(
ぶつがん
)
飲
(
の
)
闇
(
やみ
)
伏
(
ふ
)
葦
(
あし
)
生命
(
いのち
)
物思
(
ものおも
)
浸
(
ひた
)
大天
(
おほあめ
)
法
(
のり
)
吸
(
す
)
時
(
とき
)
映
(
うつ
)
地昏
(
ちこん
)
帰依
(
きえ
)
己
(
おの
)
孤独
(
こどく
)
天昏
(
てんこん
)