“吸”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
83.2%
すい4.8%
すひ3.2%
1.6%
1.6%
きゅう0.8%
0.8%
すつ0.8%
0.8%
0.8%
(他:2)1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“吸”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
くようにえてゆくなめらかさが、秋草あきぐさうえにまでさかったその刹那せつな
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
すこはなれたかきしたにおつぎはひつけられたやうにうたがひのみはつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あしの穂といはず、草と言はずむしり取つて、青磁色せいじいろの長い爪に、火をかざして、ぶく/\とすいつけた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その木の始末を仕様ともしず子供達は又鍋のものにすいよせられて元の姿にじいっとして居るのであった。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
さうしてからげつそりとちた兩頬りやうほゝにくさらにぴつちりと齒齦はぐきすひついてしまふまでゆるりと煙草たばこうて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
茶袋ちやぶくろ土瓶どびん煮附につけ、とつぱこのおしる三番叟さんばそうすひもので、熱燗あつかん洒落しやれのめすと、ばつ覿面てきめん
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「おひとり様だけ、お待ちねがいます。ま、いっぷく、おけなすって」
治郎吉格子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ま。一ぷく、おけなすって。その間にゃ」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『一ぷくろうってんだ、煙草休たばこやすみよ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とパクリ/\とって居る。見物は、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「こころ平らに、気順なるときは、一きゅうのうちに、病雲は貴体を去ってゆきましょう。それ、さらに病の根を抜こうとするには、やや涼剤りょうざいを用いる必要もありますが」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さればこそひとたびたるはおどろかれふたゝたるはかしらやましく駿河臺するがだい杏雲堂きやううんだう其頃そのころ腦病患者なうびやうくわんじやおほかりしことひとつに此娘このむすめ原因もととは商人あきうどのする掛直かけねなるべけれどかく其美そのびあらそはれず、姿形すがたかたちのうるはしきのみならでこゝろざまのやさしさなさけふか絲竹いとたけみちけたるうへ瀧本たきもとながれをみてはしりがきうるはしく四書五經ししよごけい角々かど/″\しきはわざとさけて伊勢源氏いせげんじのなつかしきやまとぶみ明暮あけくれ文机ふづくゑのほとりをはなさず
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
正直ほんたうのことです、——実直に働いてるものは家もなく食物もなく、監獄へ往つたり、餓死したり、鉄道往生したりして、利己主義の悪人が其の血をすつて、栄耀栄華ええうえいぐわをするとは何事です——父さんは九州炭山の大株主で重役だと云ふので、威張ゐばつて居なさる
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
私は初めて人間の生血をる、恐ろしい野獣けものの所為をまのあたり見た。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
その度に寝台を下りて、暗い旅の窓の側で仏蘭西フランスの煙草なぞをんで見て、た寝台に上ったことを思い出した。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
自分は肺の底が抜けて魂が逃げ出しそうなところを、ようやく呼びとめて、多少人間らしい了簡りょうけんになって、宿の中へ顔を出したばかりであるから、魂がく息につれて、やっと胎内に舞い戻っただけで、まだふわふわしている。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この時安さんは、煙草を二三ぶくふかして、煙管きせるつつへ入れかけていたが、自分の顔をひょいと見て
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)