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一口
ふりがな文庫
“一口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとくち
52.8%
ひとふり
40.7%
いもあらい
3.7%
いっこう
0.9%
いつこう
0.9%
しとくち
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとくち
(逆引き)
そしていきなりお
姫
(
ひめ
)
さまにとびかかって、ただ
一口
(
ひとくち
)
に
食
(
た
)
べようとしました。お
姫
(
ひめ
)
さまはびっくりして、
気
(
き
)
が
遠
(
とお
)
くなってしまいました。
一寸法師
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
一口(ひとくち)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひとふり
(逆引き)
道理で、辻斬りが
流行
(
はや
)
るというのにこのごろはなお何かに呼ばれるように左膳は夜ごとの
闇黒
(
やみ
)
に迷い出る——もう
一口
(
ひとふり
)
の刀さがしに!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
一口(ひとふり)の例文をもっと
(44作品)
見る
いもあらい
(逆引き)
「すさまじい水勢じゃ、淀、
一口
(
いもあらい
)
へ向うか、それとも河内路へ廻るべきか。また水の引くのを待つべきか」
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
一口(いもあらい)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
いっこう
(逆引き)
五百は幼くて武家奉公をしはじめた時から、
匕首
(
ひしゅ
)
一口
(
いっこう
)
だけは身を放さずに持っていたので、
湯殿
(
ゆどの
)
に脱ぎ棄てた衣類の
傍
(
そば
)
から、それを取り上げることは出来たが、衣類を身に
纏
(
まと
)
う
遑
(
いとま
)
はなかったのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一口(いっこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
いつこう
(逆引き)
彼の
懐
(
ふところ
)
を出でたるは
蝋塗
(
ろぬり
)
の
晃
(
きらめ
)
く
一口
(
いつこう
)
の短刀なり。貫一はその殺気に
撲
(
うた
)
れて一指をも得動かさず、
空
(
むなし
)
く
眼
(
まなこ
)
を
輝
(
かがやか
)
して満枝の
面
(
おもて
)
を
睨
(
にら
)
みたり。宮ははや気死せるか、
推伏
(
おしふ
)
せられたるままに声も無し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一口(いつこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
しとくち
(逆引き)
それをネー
何処
(
どこ
)
かの
人
(
しと
)
みたように親を馬鹿にしてサ、
一口
(
しとくち
)
いう二口目には
直
(
じき
)
に揚足を取るようだと義理にも可愛いと言われないけれど、文さんは親思いだから母親さんの恋しいのもまた一倍サ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
一口(しとくち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一口”の意味
《名詞》
(イッコウ)人数が一人。
(イッコウ)刀剣一振り。
(イッコウ、ひとくち)短い又はわずかな言葉。一言。
(イッコウ、ひとくち)同じ口、意見が一致すること、異口同音。
(イッコウ、ひとくち)一回で口に入るだけの少しの飲食。また、それだけの分量。
(ひとくち)詳細は同記事参照。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“一口”で始まる語句
一口噺
一口剣
一口話
一口物
一口阪
検索の候補
一口噺
一口剣
一口話
一口物
一口阪
經一口
鬼一口
石川一口
一方口
一猪口
“一口”のふりがなが多い著者
中里介山
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
アリギエリ・ダンテ
夏目漱石
徳冨蘆花
橘外男
楠山正雄
二葉亭四迷