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蝋塗
ふりがな文庫
“蝋塗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうぬり
30.4%
ろうぬ
26.1%
ろぬり
17.4%
ろぬ
13.0%
らふぬり
8.7%
ろふぬり
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうぬり
(逆引き)
黙って
母家
(
おもや
)
の方を伏し拝むと、心静かに取上げたのは言うまでもなく短刀。
蝋塗
(
ろうぬり
)
の
鞘
(
さや
)
を払って、懐紙をキリキリと巻くと、紋服の肌を
寛
(
ひろ
)
げて、左脇腹へ——。
銭形平次捕物控:035 傀儡名臣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(ろうぬり)の例文をもっと
(7作品)
見る
ろうぬ
(逆引き)
蝋塗
(
ろうぬ
)
りに
螺鈿
(
らでん
)
を散らした、見事な
鞘
(
さや
)
がそこに落散って、外に男持の煙草入が一つ、
金唐革
(
きんからかわ
)
の
叺
(
かます
)
に、そのころ圧倒的に
流行
(
はや
)
った
一閑張
(
いっかんばり
)
の筒。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(ろうぬ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ろぬり
(逆引き)
「
匕首
(
あひくち
)
の
鞘
(
さや
)
が一本、
蝋塗
(
ろぬり
)
のありふれた品で、あんなのは何處にでもありますが、——それが六七間離れた橋板の上に棄ててありました」
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(ろぬり)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ろぬ
(逆引き)
それは女持らしい
拵
(
こしら
)
への
華奢
(
きやしや
)
な短刀で、
蝋塗
(
ろぬ
)
りの鞘は少し光澤を失つて居り、拔いて見ると切尖に錆が浮いて、血潮の跡などは一つもありません。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(ろぬ)の例文をもっと
(3作品)
見る
らふぬり
(逆引き)
宗次郎は靜かに
起
(
た
)
つて、形ばかりの戸棚から、
蝋塗
(
らふぬり
)
の
禿
(
は
)
げた鞘を持つて來て、平次の前に押しやりました。
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(らふぬり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ろふぬり
(逆引き)
と、そこにはこの脇差のものらしい、こればかりはピカピカする
蝋塗
(
ろふぬり
)
の
鞘
(
さや
)
が一つ、無造作に入れてあつたのです。
銭形平次捕物控:119 白紙の恐怖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋塗(ろふぬり)の例文をもっと
(1作品)
見る
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
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