“蝋塗(ろぬ)” の例文
それは女持らしい拵(こしら)への華奢(きやしや)な短刀で、蝋塗(ろぬ)りの鞘は少し光澤を失つて居り、拔いて見ると切尖に錆が浮いて、血潮の跡などは一つもありません。
平次の聲に應じて、三五郎は蝋塗(ろぬ)りの鞘を引寄せました。
「蝋塗(ろぬ)りで」