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一閑張
ふりがな文庫
“一閑張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっかんばり
58.1%
いつかんばり
25.8%
いっかんば
12.9%
いつかんば
3.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっかんばり
(逆引き)
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
には遊女の
立姿
(
たちすがた
)
かきし墨絵の
一幅
(
いっぷく
)
いつ見ても掛けかへられし事なく、その前に据ゑたる机は
一閑張
(
いっかんばり
)
の極めて粗末なるものにて
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
一閑張(いっかんばり)の例文をもっと
(18作品)
見る
いつかんばり
(逆引き)
蝋塗りに
螺鈿
(
らでん
)
を散らした、見事な
鞘
(
さや
)
がそこに落散つて、外に男持の
煙草入
(
たばこいれ
)
が一つ、
金唐革
(
きんからかは
)
の
叺
(
かます
)
に、その頃壓倒的に流行つた
一閑張
(
いつかんばり
)
の筒。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一閑張(いつかんばり)の例文をもっと
(8作品)
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いっかんば
(逆引き)
容易ならぬ時代を思い顔な
子息
(
むすこ
)
の勝重をかたわらにすわらせて、客と一緒に大きな
一閑張
(
いっかんば
)
りの卓をかこんだところは、それでも同じ血を分けた親子かと思われるほどだ。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
一閑張(いっかんば)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
いつかんば
(逆引き)
もうキチンと座敷の中がとり片づけられて居、トランプをするために買つたと云ふ大きな
一閑張
(
いつかんば
)
りの机が、座敷の真ン中へ、彼の
花車
(
きやしや
)
な体をぐたりと
靠
(
もた
)
せかけさせるために持ち出されてゐた。
イボタの虫
(新字旧仮名)
/
中戸川吉二
(著)
一閑張(いつかんば)の例文をもっと
(1作品)
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“一閑張”の解説
一閑張(いっかんばり)とは、日本の伝統工芸品である紙漆細工のこと。またはその紙漆細工を作る方法のこと。一貫張と書かれることもある。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“一閑”で始まる語句
一閑
一閑斎
一閑斎殿
一閑釣瓶
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一張
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犬養健
島崎藤村
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永井荷風