夜明け前よあけまえ03 第二部上03 だいにぶじょう
第一章円山応挙が長崎の港を描いたころの南蛮船、もしくはオランダ船なるものは、風の力によって遠洋を渡って来る三本マストの帆船であったらしい。それは港の出入りに曳き船を使うような旧式な貿易船であった。それでも一度それらの南蛮船が長崎の沖合いに姿 …
作品に特徴的な語句
ちょく がよ へだた でか 便だよ うつ べっ たご のっ ごえ 多数たくさん 西方にしがた 大勢おおきお なお かおり はつ はな 慣例ならわし はず 湿 素生すば しも よし 一塊ひとくれ だま 十重とかさ けぶ 酔漢えいどれ 東方ひがしがた こま もと さま っか 今日こんち かたづ 御着おんちゃく よそ 香気かおり はじ 服装いでたち なだ 玉簾ぎょくれん かたぶ かか 諸手しょて いや 堆高うずだか しる 先駆さきがけ どり 真実まこと 脇差わきぎし 大勢たいせい 御達おたっ むかし じる けん 種々さまざま どき おとな いま こく 曾孫ひいまご おも 瓢箪ふくべ 煙管ぎせる がね 茶漬ちゃづ しゅうと がえん ごと 騒擾さわぎ 土竈どがま あやま ふる たた つら こぼ むね ともがら 母屋もや せき わか にな はかりごと おさ
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