“軋”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きし94.8%
きしら0.9%
きしり0.9%
ぎい0.9%
ヒシ0.9%
0.4%
きしめ0.4%
へだた0.4%
れき0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“軋”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語23.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「お邪魔をしましたな。」という声ぎっすりとして、車の輪のきしむがごとく、島野は決する処あって洋杖ステッキを持換えた。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
煙草入たばこいれ根附ねつけきしんでこしほねいたいまで、したぱらちから
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
最新輸入の新しい型の自動車と交つては、昔ゆかしい定紋の付いた箱馬車に、栗毛の駿足を並べて、優雅に上品に、きしらせて来る堂上華族も見えた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
最新輸入の新しい型の自動車と交っては、昔ゆかしい定紋じょうもんの付いた箱馬車に、栗毛くりげ駿足しゅんそくを並べて、優雅に上品に、きしらせて来る堂上華族も見えた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
くるまきしりすゞおと
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
きしりつたへてかすかにも——
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ぎいと一声長く曳張ひっぱるかと思えば、水車が樫の木を呼びかけたのであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
宿引は一礼いちれいして去り、船頭はぎい櫓声ろせいを立てゝぎ出す。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
山風は頻りに、吹きおろす。枝・木の葉の相ヒシめく音が、やむ間なく聞える。だが其も暫らくで、山は元のひつそとしたけしきに還る。唯、すべてが薄暗く、すべてが隈を持つたやうに、朧ろになつて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
山風は頻りに、吹きおろす。枝・木の葉の相ヒシめく音が、やむ間なく聞える。だが其も暫らくで、山は元のひつそとしたけしきに還る。唯、すべてが薄暗く、すべてが隈を持つたやうに、朧ろになつて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
まあ、ときおり私の小屋のすぐ裏の方で何かが小さな音をしらせているようだけれど、あれは恐らくそんな遠くからやっと届いた風のために枯れ切った木の枝と枝とが触れ合っているのだろう。
風立ちぬ (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
たゞきしめ車輪しやりん鐵槌てつつゐの響とがごツちやになツてきこえるばかりだ。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ここに両道総督の間に自然とへだたりを生ずるようにもなったとある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
上海棉花公司とか、広徳泰れき花廠とか、難解の文字の金看板が、家々の軒にかかっていて、夕陽にピカピカ光っている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)