“婦人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんな46.2%
ふじん22.8%
をんな17.1%
ひと6.3%
おなご3.2%
かた1.3%
たぼ0.6%
ぶじん0.6%
むかふ0.6%
もの0.6%
ダーム0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたと、これに空想の前途られて、驚いて心付くと、赤楝蛇のあとを過ぎて、を織る婦人小家も通り越していたのであった。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
旅商人けば、蝙蝠傘張替直しもる。洋裝したちやんのいて、麥藁帽山腹つてると、洋傘婦人く。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今日は、」と、けたが、フト引戻さるゝやうにしていてた、心着くと、自分挨拶したつもりの婦人はこのではない。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
いや、もっと私の心がかきみだされることは美しい婦人を見る時であった。街なんかで洋装の素晴しいひとに会うと彼の妻でないかと思う。
四年のあいだのこと (新字新仮名) / 久坂葉子(著)
(殿、ふと気紛れて出て、思懸のう申したじゃ、の、殿、望ましいは婦人どもじゃ、何と上﨟を奪ろうかの。)
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「それではこの家はチイズ附のパンを食べるやうに仰しやつた、時計をつけた、あの背の高い婦人ぢやないの。」
このとて、道者宿、木賃泊りが無いではない。要するに、容子婦人が居て、をほの白く道中を招く旅籠では、風体のの如き、君を客にはしないのである。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
婦人のために心思を奪われ残余の生を無益の悲哀のに送るは情は情なるべけれどもこれ真正の勇気にあらず、基督教は情性を過敏ならしむるが故に悲哀を感ぜしむるまたて強し
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
婦人は『イヽエ、ではありません、米は最早死んで仕舞ひました、是れは迷つてる米の幽霊です』と云つてをそむけて仕舞つたさうです、兼吉の言ひますに
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
小六のは白かりき。色の黒き婦人にては、木戸にるが稀なりとて、さる価をぞ払いしなる。手品師はずるに半ば死したる小六の身のそのうつくしくかなりし鳩尾一斤の肉を買いしなり。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たちの肌着がきれいなように、とくべつ注意を払って、『かならず皆の肌着によく気をつける、しっかりした婦人をおかなけりゃならない』