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たぼ
ふりがな文庫
“たぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
髱
76.2%
美女
7.9%
髢
4.8%
美婦
3.2%
婦
1.6%
婦人
1.6%
手網
1.6%
朶
1.6%
美人
1.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髱
(逆引き)
折々ぐっと
俯向
(
うつむ
)
く時に、びっしょり水に濡れたような美しい
髱
(
たぼ
)
の毛と、その毛を押えている笠の緒の間から、耳朶の肉の裏側が見える。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
たぼ(髱)の例文をもっと
(48作品)
見る
美女
(逆引き)
長「酌は
美女
(
たぼ
)
、
食物
(
くいもの
)
は器で、
宜
(
い
)
い器でないと肴が旨く喰えんが、酌はお前のような美しい顔を見ながら飲むと酒が旨いなア」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たぼ(美女)の例文をもっと
(5作品)
見る
髢
(逆引き)
上
(
あが
)
り
口
(
ぐち
)
の
電信
(
でんしん
)
の
柱
(
はしら
)
を
楯
(
たて
)
に、
肩
(
かた
)
を
曲
(
くね
)
つて、
洋傘
(
かうもり
)
の
手
(
て
)
を
柱
(
はしら
)
に
縋
(
すが
)
つて、
頸
(
うなじ
)
をしなやかに、
柔
(
やはら
)
かな
髢
(
たぼ
)
を
落
(
おと
)
して、……
帶
(
おび
)
の
模樣
(
もやう
)
の
颯
(
さつ
)
と
透
(
す
)
く……
羽織
(
はおり
)
の
腰
(
こし
)
を
撓
(
たわ
)
めながら、
忙
(
せはし
)
さうに、
且
(
か
)
つ
凝
(
ぢつ
)
と
覗
(
のぞ
)
いたが
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
たぼ(髢)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
美婦
(逆引き)
「さあね、大して善人じゃあねえ。だがこいつもご時世のためだ。こんな事でもしなかったら、酒も飲めず、
魚
(
とと
)
も食えず、
美婦
(
たぼ
)
も
自由
(
まま
)
にゃあ出来ねえってものよ。恨むなら田沼様を恨むがいい」
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
たぼ(美婦)の例文をもっと
(2作品)
見る
婦
(逆引き)
「よう。」と
反
(
そ
)
つて、
茫然
(
ばうぜん
)
として
立
(
た
)
つた。が、ちよこ/\と
衣紋繕
(
えもんづくろ
)
ひをして、
其
(
そ
)
の
車
(
くるま
)
を
尾
(
つ
)
けはじめる。と
婦
(
たぼ
)
も
心着
(
こゝろづ
)
いたか
一寸々々
(
ちよい/\
)
此方
(
こなた
)
を
振返
(
ふりかへ
)
る。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
言畢
(
いひをは
)
つて、
肩
(
かた
)
に
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
け、
雪
(
ゆき
)
なす
胸
(
むね
)
に
毛
(
け
)
だらけの
手
(
て
)
を
無手
(
むず
)
と
置
(
お
)
き、
横
(
よこ
)
に
掴
(
つか
)
んで、ニタ/\と
笑
(
わら
)
ふ。……と
婦
(
たぼ
)
も
可厭
(
いと
)
はず、
項
(
うなじ
)
も
背
(
せな
)
も
靡
(
なび
)
いて
見
(
み
)
える。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
たぼ(婦)の例文をもっと
(1作品)
見る
婦人
(逆引き)
この
辺
(
あたり
)
とて、道者宿、木賃泊りが無いではない。要するに、
容子
(
ようす
)
の
好
(
よ
)
い
婦人
(
たぼ
)
が居て、
夕
(
ゆうべ
)
をほの白く道中を招く旅籠では、風体の
恁
(
かく
)
の如き、君を客にはしないのである。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たぼ(婦人)の例文をもっと
(1作品)
見る
手網
(逆引き)
金五郎は尻まくりし、瓢箪池の中に入って、
手網
(
たぼ
)
で、金魚をすくっていた。大きな盥のなかに、鯉、鮒、亀、などが、池から移されている。池の水を換えるつもりらしい。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
たぼ(手網)の例文をもっと
(1作品)
見る
朶
(逆引き)
スッカリ若返りにしておりましたので
一寸見
(
ちょっとみ
)
はフイ
嬢
(
ちゃん
)
よりも可愛いくれえで、フイ
嬢
(
ちゃん
)
とお揃いの前髪を垂らして両方の耳ッ
朶
(
たぼ
)
に大きな真珠をブラ下げた
娘
(
やつ
)
が、
翡翠
(
ひすい
)
色の
緞子
(
どんす
)
の服の間から
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
たぼ(朶)の例文をもっと
(1作品)
見る
美人
(逆引き)
当座の花だ、むずかしい事はない、
安泊
(
やすどまり
)
へでも
引摺込
(
ひきずりこ
)
んで、裂くことは出来ないが、
美人
(
たぼ
)
の
身体
(
からだ
)
を半分ずつよ、丶丶丶の
令息
(
むすこ
)
と、丶丶の親類とで慰むのだ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たぼ(美人)の例文をもっと
(1作品)
見る
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