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髢
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たぼ
ふりがな文庫
“
髢
(
たぼ
)” の例文
九蔵の由兵衛を「奴頭ながら
髢
(
たぼ
)
の出て居るちよん
髷
(
まげ
)
なり」とて難ぜしは通なことなり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
上
(
あが
)
り
口
(
ぐち
)
の
電信
(
でんしん
)
の
柱
(
はしら
)
を
楯
(
たて
)
に、
肩
(
かた
)
を
曲
(
くね
)
つて、
洋傘
(
かうもり
)
の
手
(
て
)
を
柱
(
はしら
)
に
縋
(
すが
)
つて、
頸
(
うなじ
)
をしなやかに、
柔
(
やはら
)
かな
髢
(
たぼ
)
を
落
(
おと
)
して、……
帶
(
おび
)
の
模樣
(
もやう
)
の
颯
(
さつ
)
と
透
(
す
)
く……
羽織
(
はおり
)
の
腰
(
こし
)
を
撓
(
たわ
)
めながら、
忙
(
せはし
)
さうに、
且
(
か
)
つ
凝
(
ぢつ
)
と
覗
(
のぞ
)
いたが
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
髢
(
たぼ
)
に手を触る。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“髢”の解説
髢(かもじ・髪文字)とは、髪を結ったり垂らしたりする場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪・義髪のこと。
(出典:Wikipedia)
髢
漢検1級
部首:⾽
13画
“髢”を含む語句
髢屋
大髢