“楯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たて91.3%
だて8.1%
たての0.3%
タテ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分、幾太郎が縛られたと聽いて、驚いて身代りの祕密を打明けたお桃の言葉を聽くと、矢もたてもたまらず、平次を呼んだのでせう。
「そんなうしろだてがあるのにこういうことになったとすると」津川はそう云いかけたが、そこでなにかを暗示するように笑った
「木曽義仲、既に五万余騎にて攻めのぼり、比叡山東坂本まで来ております。又たての六郎親忠ちかただ、大夫房覚明六千余騎は、山門の衆徒三千と合併して都へ攻め入る模様です」
自省ジセイナオケレバ千万人センマンニンエドモ、——イヤ、握手アクシュハマダマダ、ソノタテノウラノ言葉コトバヲコソ、「自省ジセイナオカラザレバ、乞食コジキッテモ、赤面狼狽セキメンロウバイ被告ヒコク罪人ザイニン酒屋サカヤム。」
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)