“佩楯”の読み方と例文
読み方割合
はいだて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
改めらるゝになかには紺糸縅鐵小脾こんいとをどしてつこざね具足ぐそくりやう南蠻鐵桃形なんばんてつもゝなりかぶと其外籠手こて脛當すねあて佩楯はいだて沓等くつとうとも揃へて是ありまたそこかたなに疊紙たゝみの樣なるつゝみあり是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そうして紐は空解そらどけのしないように、結び目を左右に分けてはさんでおく。それから佩楯はいだてか……これは威佩楯おどしはいだてになっている、こうはいて、こう締めて、さてこの前締をどうしたものかな。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)