“兜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぶと98.8%
ヘルメット0.8%
キャスケ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうち、水底にもぐつてゐたお父さんが真珠貝をとつて、あがつて来ました。潜水かぶとをまづぬぐと、すぐ大きな亀に目をつけました。
動く海底 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
厚い服、大きな重いヘルメット、鉛の靴、鉛のおもり、そのうえ空気パイプが船とつながれて、活動は一定の範囲と深さに限られていました。
水中の怪人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これもまた髪をくしけずり、丹念に爪を磨き、キャロン会社製造の「謝肉祭の夜ニュイ・ド・ノエル」という香水をさえ下着に振りいたのは、その昔、東邦の騎士キャヴァリエキャスケに香を焚きしめたという故事もあり