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大兜
ふりがな文庫
“大兜”の読み方と例文
読み方
割合
おおかぶと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおかぶと
(逆引き)
当祝の儀式がすむと、引きぬきになって
大兜
(
おおかぶと
)
。お手のものの三味線、太鼓、陣鉦を持ちだし、これに波音まで入って無闇な騒ぎになる。
顎十郎捕物帳:19 両国の大鯨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
五枚
錣
(
じころ
)
の
大兜
(
おおかぶと
)
、これが火の光に映じて輝いたのであった。それにしても、こんな貴重な物が
何
(
ど
)
うして
此処
(
ここ
)
に隠してあったのか。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
世の常の
立烏帽子
(
たてえぼし
)
の
大兜
(
おおかぶと
)
に、
鎧
(
よろい
)
、陣羽織、題目の旗をさして片鎌鎗という道具立てが無いだけに、故実が一層はっきりして、古色が由緒の正しいことを語り、人相に誇張のないところ
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大兜(おおかぶと)の例文をもっと
(4作品)
見る
“大兜(グレートヘルム)”の解説
グレートヘルム(en: Great helm, Heaume)は、十字軍の活動を背景とした12世紀後半に生まれ、14世紀までヨーロッパで使用された兜である。日本語においては「大兜」などとも訳される。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大兜”のふりがなが多い著者
中里介山
久生十蘭
岡本綺堂