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錣
ふりがな文庫
“錣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しころ
96.8%
じころ
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しころ
(逆引き)
小太刀と大長刀では勝負にならぬと、十郎が逃げ出すと、今度は、右手を伸ばして十郎の兜の
錣
(
しころ
)
をしきりに
掴
(
つか
)
もうと追っかけてくるのであった。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
舌長姥思わず正面にその口を
蔽
(
おお
)
う。侍女等忍びやかに皆笑う。桔梗、
鍬形
(
くわがた
)
打ったる五枚
錣
(
しころ
)
、金の
竜頭
(
たつがしら
)
の
兜
(
かぶと
)
を捧げて出づ。夫人と亀姫の前に置く。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
錣(しころ)の例文をもっと
(30作品)
見る
じころ
(逆引き)
五枚
錣
(
じころ
)
の
大兜
(
おおかぶと
)
、これが火の光に映じて輝いたのであった。それにしても、こんな貴重な物が
何
(
ど
)
うして
此処
(
ここ
)
に隠してあったのか。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
錣(じころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
錣
漢検1級
部首:⾦
16画
“錣”の関連語
冑
鍬形
“錣”を含む語句
錣頭巾
錣引
錣正流
二幅錣
五枚錣
瘠錣
緋縅錣
錣太夫
錣正流居合
錣縫
“錣”のふりがなが多い著者
火野葦平
作者不詳
吉川英治
小栗虫太郎
中里介山
正岡容
泉鏡花
岡本綺堂
北原白秋
江戸川乱歩