“錣引”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しころび50.0%
しころびき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腕からすべって羽織の裾に取りつき、錣引しころびきが草摺引くさずりびきになったけれども、このたびの朝比奈もまた、あまりに意気地のない朝比奈で、五郎時致ときむねは、またあんまりふざけ過ぎた五郎時致でありました。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「ホ、ホ、ホ、ホ、錣引しころびき、錣引、わたしは読み手ですから、どちらへも御加勢はいたしませんよ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)