元暦二年の正月が来た。九郎大夫判官義経は、法皇の御所に行き、大蔵卿泰経朝臣へ奏上を頼んだ。 「平家一門は、神、仏からも見放され、君にも捨てられて、都を落ち、西海の波の上に漂う落人となって早や三年になりますが、その間、微力ながらまだ生き長らえ …
著者 | 作者不詳 |
翻訳者 | 尾崎士郎 |
初出 | 「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約1時間6分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間49分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
何家
権
縁
御所
丹生
堀
河越
一束
如何
愛
湯泉
誰何
但馬
兆
内海
唐船
女御
如何
安芸
宿
干潮
御箱
怖
明石
東
樗
橘内
櫓
比企
浄衣
浅利
海老
璽
緒方
羽
脅
菖蒲
要
讃岐
赤間
鈍色
門司
飛騨
一旦
一瞥
不憫
中差
二衣
仕業
仮住
住家
佐局
佩
元暦
兜
入水
公時
兼忠
切斑
刎
副将
効
叶
后
呆然
周防
噂
太刀
如何
季康
実光
宰相
小忰
小童
尼前
峨々
帥佐
彼方
後
後胤
従兄
御剣
志度
怖
惟義
愁眉
手水
掴
攻鼓
教能
日向
景季
本白
松浦
桂川
梵天
榎並
横上
櫂
此処
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