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小忰
ふりがな文庫
“小忰”の読み方と例文
読み方
割合
こせがれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こせがれ
(逆引き)
すると、
先刻
(
さつき
)
から一行を出迎へに来てゐた、自動車王の持地の隣りに住んでゐるリイといふ男の
小忰
(
こせがれ
)
も
後
(
あと
)
を追うて森の茂みに姿を隠した。
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
彼はまた、酒の上のきげんのよい心持ちなぞから、表玄関の
長押
(
なげし
)
の上に掛けてある古い二本の鎗の下へ
小忰
(
こせがれ
)
を連れて行って
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
商人
(
あきゅうど
)
はもとより、親が会社員にしろ、巡査にしろ、田舎の
小忰
(
こせがれ
)
でないものが、娘を
苛
(
いじ
)
める
仔細
(
しさい
)
はない。故あるかな、スパルタ
擬
(
もど
)
きの少年等が、武士道に対する義憤なのである。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小忰(こせがれ)の例文をもっと
(9作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
忰
漢検1級
部首:⼼
7画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小忰”のふりがなが多い著者
押川春浪
木下杢太郎
作者不詳
島崎藤村
薄田泣菫
吉川英治
泉鏡花
岡本綺堂