“小僧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぞう91.7%
こばうず0.8%
こぼうず0.8%
こざう0.8%
こそう0.8%
こぞ0.8%
でっち0.8%
わっぱ0.8%
キツヅ0.8%
ボーイ0.8%
マーリチク0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚さんのお部屋があんまりかなので、小僧さんたちは、どうしたのかとって、そっと障子から中をのぞいてみました。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
小僧つて来し茶を上人自ら汲み玉ひてめらるれば、二人とも勿体ながりて恐れ入りながら頂戴するを、左様遠慮されては言葉に角が取れいで話が丸う行かぬは
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
小僧がもって来し茶を上人みずから汲みたまいてすすめらるれば、二人とももったいながりて恐れ入りながら頂戴するを、そう遠慮されては言葉に角が取れいで話が丸う行かぬわ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
さまがたは追羽子餘念なく、小僧どのはまだお使ひよりらず、おは二にてしかもなれば子細なし、若旦那はとればお居間炬燵眞最中みまするさまさま
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
中硝子障子ごしに中庭姿をかしと絹布四布蒲團すつぽりと炬燵あたゝかに、美人舌鼓うつゝなく、ひろひあれは何處小僧どん雪中景物おもしろし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
乱暴な小僧の癖に、失礼な、末恐しい、見下げ果てた、何の生意気なことをいったって私がに今でもある、アノで編んだ茶台はどうだい、嬰児ってあるいて玩弄にして
清心庵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
祖父は九歳の年に、の子供たちと一緒に、長い年期で大丸呉服店へ小僧奉公に下ったのだ。父親はもうなっていた。足弱は三人ずつ、三方荒神という乗りかたで小荷駄馬へ乗せられて来たのだ。
あゝいふ感激は二度繰返されるものでないことは知つてゐるが、その後チヤツプリンの「小僧」といふのを見て悦んだことがある。
観て忘れる (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
そいつを、どこかで伊那の顔を見識っていた毛唐の一等船客が発見して、あの小僧と一所なら船を降りると云って騒ぎ出した。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)