“雪中”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
せっちゅう33.3%
せつちゆう33.3%
せつちう22.2%
ゆきのなか11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雪中”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 自然科学 > 論文集 評論集 講演集5.9%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ある秀吉ひできちのかいた自由画じゆうがは、これまでになかった特異とくいのものです。少年しょうねんらしい人間にんげん雪中せっちゅうもれてたおれていました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
貞「いや大分雪が降って参りました、わたくし先程台所を明けたらぷっと吹込みました、どうして中々余程の雪になりましたから、此の夜中やちゅうこと雪中せっちゅうたれも参る筈はございませぬ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その娘が、今年は、雪中せつちゆうを出あるく時の用意にとて、縞セルの被布ひふを拵らへた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「十二日。晴。」一戸の記に拠れば、武揚等の雪中せつちゆう江刺えざしに入つた日である。松前の陥いつた時、藩主松前徳広のりひろは江刺にゐて、敵兵の至る前に熊石に逃れた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
翌朝よくてうたもとわかつて、雪中せつちう山越やまごしにかゝるのを、名残なごりしく見送みおくると
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十一月の廿七日かに大山おほやまの(相州)うしろの丹波山たんばやまの森へはいつた時などは雪中せつちうで野宿同樣な目をした事もある。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
その席上で何気なにげなくこの語呂の論理の話をしたら、同席の長谷川はせがわ君が大変面白がって、「そういえば、『北越雪譜』の中の雪中の虫のところに「金中かねのなかなお虫あり、雪中ゆきのなかなからんや」というのがありますね」という話をしてくれた。
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)