“せっちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
折衷77.8%
雪中22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえに、学校を建つるの要訣ようけつは、この得失を折衷せっちゅうして、財を有するものは財をついやし、学識を有するものは才力を尽し、もって世の便利を達するにあり。
最初は日本の旧習を参酌さんしゃくして欧州の法典を折衷せっちゅうし、従来の家族制を存して一等親、二等親、三等親の別を立てたのだが、この三等親は即ち権妻ごんさいである。
現代の婦人に告ぐ (新字新仮名) / 大隈重信(著)
及び小石川の雪中せっちゅうである。
貞「いや大分雪が降って参りました、わたくし先程台所を明けたらぷっと吹込みました、どうして中々余程の雪になりましたから、此の夜中やちゅうこと雪中せっちゅうたれも参る筈はございませぬ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)