“参酌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんしゃく92.3%
しんしゃく7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌さんしゃくして大体のことを決定つかまつり候間諸種の点に関し御懇談仕りたく、御多忙中恐縮に存じ候得共そうらえども
すでに埋没に瀕した他の日の言い伝えを参酌さんしゃくして、解釈の手がかりを導くべきものが多いことを考えると、この集はむしろ一回の中間報告の
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
沼尻ぬまじりのあたりは、涼気すずけがあろうから、身の皮をいでなりと、風に吹かれて来るがよい。おれに参酌しんしゃくはいらぬ」
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)