“候得共”の読み方と例文
読み方割合
そうらえども100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌さんしゃくして大体のことを決定つかまつり候間諸種の点に関し御懇談仕りたく、御多忙中恐縮に存じ候得共そうらえども
五翁の子息に相頼み讃州へも遣し度候得共そうらえどもこれは七月に足下そっか御曳杖有之ごえいじょうこれあり候はゞ其節御話し申上く候。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其節そのせつ申上もうしあげ候通り、いずこれ時節じせつ見計みはからい、世におおやけにするつもり候得共そうらえどもなお熟考じゅくこう仕候つかまつりそうろうに、書中或は事実の間違は有之間敷哉これあるまじきや、又は立論之旨りつろんのむねに付御意見は有之間敷哉これあるまじきやしこれあらば無御伏臓ごふくぞうなく被仰聞おおせきけられ被下度くだされたく