“得共”の読み方と例文
読み方割合
えども100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其方儀先代(せんだい)嘉川平助に恩(おん)も有之り候由にて藤五郎藤三郎建部(たてべ)郷右衞門伴(ばん)佐(すけ)十郎右四人匿(かくま)ひ候段(だん)深切(しんせつ)の致方(いたしかた)に候得共(えども)身分不相應(さうおう)なる儀に付(つき)以後法外之なき樣心掛べし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
失われたる御悲歎の程は千万御同情申上候得共(えども)余りに其事のみ思詰められては御健康にも宜(よろ)しからず此際転地でも為され十分御静養相成(あいなり)候様差出がましき次第ながら旧友の老婆心より御忠告申上候
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
実は数日来極度の多忙にてろくろく夜の目も寝ず仕事に没頭致居(いたしおり)連日の睡眠不足より遂にあの不始末に及びたる次第に候貴君の御話も幽(かす)かには記憶致し居候得共(えども)何時御立帰りになりたることやらまるで前後忘却貴君の前を
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)