“伴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
47.8%
とも21.1%
ともな17.5%
つれ6.0%
ともの1.9%
づれ1.6%
トモ1.3%
1.2%
ばん0.7%
つら0.1%
(他:5)0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“伴”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語55.7%
芸術・美術 > 彫刻 > 彫刻史 各国の彫刻29.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語13.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
裏通りで、解らないが、恐らく町名が異ったろうと思う頃、庸之助は人の家の間の、もっともっと穢くせまい小道にれ込んだ。
日は輝けり (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
予欧州にあった日、大高名の学者とれて停車場へ急ぐ途中種々の事を問い試むるにその返答は実に詰まらぬものばかりだった。
「では、一度おともを致しましょう、ナニ、一度は見てお置きにならなければ、出世ができないというたとえがございます」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そこまで至ると貴殿もなかなか話せる、ぜひ一夕いっせき、芝浦あたりへ舟を同じうして、おともを致したいものでござる」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それとゝもに、氣分きぶんすこしもともなはないのですから、散文的さんぶんてきうたといはねばなりません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
そのために昼は研究ができず、夜は眠ることのできない三日四日が続いたが、それには何らの焦燥も苦悩もともないはしなかった。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
終夜よっぴて稼いだと云ったっていいだろう、急ぎの仕事がありゃあ、終夜稼があな」つれの方を見て、「なあ、与ちゃん」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
つれを誘い酒を載せて、揺蕩してようやく到るという類の遊覧者に、帰って人に伝うべき何物もないのは当然と言ってよろしい。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「ご辺と友人のあいだならば、願うてもないこと、旅途を一日のばして、玄徳のために、その人を新野へとものうてはくれまいか」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
クロムウェルの事業とか、リビングストンの事業はたいへん利益がありますかわりに、またこれには害が一緒にとものうております。
後世への最大遺物 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
翌晩になって彼女は雑誌記者だと云う三人づれの客の席へ呼ばれた。その時同じように呼ばれて来ていた知己しりあいの女から、
料理番と婢の姿 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それは参宮さんぐう帰りの客を乗せたもので、五十前後に見える父親と、二十歳はたち位になるせがれの二人づれであった。
参宮がえり (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
トモに立つて来た家人ケニンの一人が、大きな木の叉枝マタブリをへし折つて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
トモに立つて來た家人ケニンの一人が、大きな木の叉枝マタブリをへし折つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
このパッカアが、もうそろそろ店を閉めようとして仕度したくしているところへ、窓のむこうに男女二人れの客が立った。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
広い街路とおりへ折れて右側の人道を往くと、二人れのわかい男が前から街路とおりの真中を歩いて来た。
女の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
僕は同人の重だつた人々に赤彦君の疾病しつぺいの経過の大体を話し、一月廿一日にばんさんから胃癌の宣告を受けたこと。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
茶坊主世外せがいめに厶ります。御老臣ばん様が、殿に言上ごんじょうせいとのことで厶りました。
十万石の怪談 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
なんならこの足で直ぐ醫者へつらつて行つて、見て貰つて來ようぢやないかと、私は氣を引き立てるやうにさう言つたが、それよりも早くうちへ歸つて横になりたい、醫者へ行かなければならないやうなら、明日あすにでも行けば濟む事だからと言つて、おふさはその儘一緒にうちへ歸つた。
金魚 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
やよ八房。わがいふ事をよく聞けかし。よにさちなきもの二ツあり。又幸あるものふたつあり。すなはち吾儕わなみなんぢなり。己れは国主の息女むすめなれども。義を重しとするゆゑに。畜生にともなはる。これこの身の不幸なり。
「それは嘘だが、喧嘩があつたんですよ、——女と女の大鞘當さやあて、名古屋のお三に不破ふはのおはん
棹取りに はやけむ人し わがもこ。 (歌謠番號五一)
タマタマ トモナフ児童
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幾多の祖先精霊シヤウリヤウをとまどひさせた明治の御代のバン大納言殿は、見飽きる程見て来た。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)