“御相伴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごしょうばん45.5%
おしょうばん45.5%
おしやうばん4.5%
ごしやうばん4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀長様も御相伴ごしょうばんしている。け放ってあるので、彼方で兵が食べているのも見えるし、兵の方からも見通しなのである。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一六七六年マドリット板、ナワレッテ師の『支那記』六四頁にこの宣教師支那で鼠を食う御相伴おしょうばんをして甚だ美味と評しある。
御相伴おしやうばんに一つ、と差される盃を辞退して、ついと炉辺を離れた。表の入口のところへ省吾を呼んで、物の蔭に佇立たゝずみ乍ら、袂から取出したのは例の紙の袋に入れた金である。丑松は斯う言つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)