“おしょうばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御相伴90.9%
御招伴9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある晩、主人の少将の誕生いわいだというので、知人を呼んで御馳走ごちそうがあった。甲田君と私もその御相伴おしょうばんをした。
何者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「どうだ——」と三吉はお雪に、「この酒は、欧羅巴ヨーロッパの南ででき葡萄酒ぶどうしゅだというが——非常に口あたりが好いぜ。女でも飲める。お前も一つ御相伴おしょうばんしないか」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
余は無論御招伴おしょうばんに過ぎん。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)