“おしやうばん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御相伴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御相伴おしやうばんに一つ、と差される盃を辞退して、ついと炉辺を離れた。表の入口のところへ省吾を呼んで、物の蔭に佇立たゝずみ乍ら、袂から取出したのは例の紙の袋に入れた金である。丑松は斯う言つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)