“道伴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みちづれ64.0%
みちづ36.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はどうせ捨てる身だけれども、一人で捨てるより道伴(みちづれ)があって欲(ほし)い。一人で零落(おちぶ)れるのは二人で零落れるのよりも淋しいもんだ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
どんな人間との合乗(あひのり)でもたかが三四十分の辛抱だから、介意(かまは)ないが、それでも感じのいゝ、道伴(みちづれ)であつて呉れゝばいゝと思つた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
罪の道伴(みちづ)れとなった不運の宗一の可憐な写真や薄命の遺子の無邪気に遊び戯れるのを見ては誰しも涙ぐまずにはいられなかった。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
別に周の世を悲しむといったような派手なメアテが在った訳ではなかったし、聖人でも何でもない。憐れな妻子が道伴(みちづ)れだったのだから尚更(なおさら)である。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)