トップ
>
長夜
ふりがな文庫
“長夜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうや
55.6%
ながよ
22.2%
ちやうや
11.1%
ちようや
5.6%
チヤウヤ
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうや
(逆引き)
空は星が高く、
葛野郡
(
かどのごおり
)
へ銀河が流れる。一二軒、
長夜
(
ちょうや
)
の宴を張った揚屋の
灯
(
ひ
)
も見えるが、そのほかは静かな
朱雀野
(
すざくの
)
の夜の色。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
長夜(ちょうや)の例文をもっと
(10作品)
見る
ながよ
(逆引き)
が、
焼麩
(
やきぶ
)
と
小菜
(
こな
)
の汁で
膳
(
ぜん
)
が済むと、
最
(
も
)
う
行燈
(
あんどう
)
を
片寄
(
かたよ
)
せて、
小女
(
こおんな
)
が、堅い、
冷
(
つめた
)
い寝床を取つて
了
(
しま
)
つたので、
此
(
これ
)
からの
長夜
(
ながよ
)
を、いとゞ
侘
(
わび
)
しい。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
長夜(ながよ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちやうや
(逆引き)
とても
積
(
つも
)
らば
五尺
(
ごしやく
)
六尺
(
ろくしやく
)
雨戸
(
あまど
)
明
(
あ
)
けられぬ
程
(
ほど
)
に
降
(
ふ
)
らして
常闇
(
とこやみ
)
の
長夜
(
ちやうや
)
の
宴
(
えん
)
、
張
(
は
)
りて
見
(
み
)
たしと
縺
(
もつ
)
れ
舌
(
じた
)
に
譫言
(
たはごと
)
の
給
(
たま
)
ふちろ/\
目
(
め
)
にも
六花
(
りくくわ
)
の
眺望
(
ながめ
)
に
別
(
べつ
)
は
無
(
な
)
けれど
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
長夜(ちやうや)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ちようや
(逆引き)
蒲田が一切を引受けて見事に
埒
(
らち
)
開けんといふに励されて、さては一生の
怨敵
(
おんてき
)
退散の
賀
(
いはひ
)
と、
各
(
おのおの
)
漫
(
そぞろ
)
に
前
(
すす
)
む膝を
聚
(
あつ
)
めて、
長夜
(
ちようや
)
の宴を催さんとぞ
犇
(
ひしめ
)
いたる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
長夜(ちようや)の例文をもっと
(1作品)
見る
チヤウヤ
(逆引き)
幾多の祖先
精霊
(
シヤウリヤウ
)
をとまどひさせた明治の御代の
伴
(
バン
)
大納言殿は、見飽きる程見て来た。せめて、心の世界だけでなりと、知らぬ間のとてつもない出世に、苔の下の
長夜
(
チヤウヤ
)
の
熟睡
(
ウマイ
)
を驚したくないものである。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
長夜(チヤウヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“長夜”の意味
《名詞》
長い夜。
死んで埋葬されれこと。
凡夫が長く煩悩の世界に迷っているさま。
(出典:Wiktionary)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長生
検索の候補
無明長夜
正長夜
如法長夜
夜長
長長秋夜
帝室御夜詰歌手長
“長夜”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
高見順
中里介山
樋口一葉
斎藤茂吉
泉鏡太郎
夏目漱石
吉川英治
小酒井不木
正岡子規