“賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
が46.2%
か15.4%
いは7.7%
いはひ7.7%
ことぶき7.7%
ことほ7.7%
よろこ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賀(が)の曰(いは)く、其(そ)の左(ひだり)の目(め)を射(い)よ。羿(げい)すなはち弓(ゆみ)を引(ひ)いて射(い)て、誤(あやま)つて右(みぎ)の目(め)にあつ。首(かうべ)を抑(おさ)へて愧(は)ぢて終身不忘(みををはるまでわすれず)。術(じゆつ)や、其(そ)の愧(は)ぢたるに在(あ)り。
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ムヽ今帰(けえ)った、誰だ清(せい)さんか、今帰ったが、松(まつ)が賀(か)で詰らねえ小博奕(こばくち)へ手を出して打って居ると、突然(だしぬけ)に手が這入(へえ)って、一生懸命に逃げたが、仕様がねえから用水の中へ這入って
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
事(こと)慣(なれ)たる踊(をどり)のけいご、かの水とりらもその程(ほど)を見て壻(むこ)に三献(こん)を祝(いは)はせ、かの手桶の水を二人して左右より壻(むこ)の頭(かしら)へ滝(たき)のごとくあぶせかくる。これを見て衆人(みな/\)抃躍(てをうち)てめでたし/\と賀(いは)ふ。
蒲田が一切を引受けて見事に埒(らち)開けんといふに励されて、さては一生の怨敵(おんてき)退散の賀(いはひ)と、各(おのおの)漫(そぞろ)に前(すす)む膝を聚(あつ)めて、長夜(ちようや)の宴を催さんとぞ犇(ひしめ)いたる。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
興義枕をあげて、二九路次(ろじ)の労(わづら)ひをかたじけなうすれば、助も蘇生(よみがへり)の賀(ことぶき)を述ぶ。興義先づ問ひていふ。君試(こころみ)に我がいふ事を聞かせ給へ。かの漁父(ぎよふ)文四に魚をあつらへ給ふ事ありや。
大伴家持は、天平感宝元年五月十二日、越中国守の館で、「陸奥(みちのく)国より金(くがね)を出せる詔書を賀(ことほ)ぐ歌一首并(ならび)に短歌」を作った。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
残暑かえって厳しき折柄いよいよ御清健のことと拝察賀(よろこ)び奉(たてまつ)り候。