“和賀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わが75.0%
わか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和賀わが郡の成島なるしまには古くから紙漉の業が伝わります。近くの土沢つちさわでも優れた染紙の仕事が興りました。江刺えさし郡の田茂山たもやまは金物の土地として記憶されるところ。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
聴いて見ると和賀わが小山田こやまだ村の者で七年前に家出をして山に入ったということがわかった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
元の形に近いものから列記すると、同じ陸中でも上閉伊郡にはヒボトが有るのに、和賀わか郡には外南部や津軽つがる・秋田の一部とともに、これをヒブトと謂う者がある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)