“和睦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わぼく98.2%
ワボク1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源氏の縁坐で斯様かやうの事も出来たのであるから、無暗むやみに将門をにくむべくも無い、一族の事であるからむし和睦わぼくしよう、といふのである。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「それで、その、わたしの考えではね、どうしてもこれは、その、共同一致、団結、和睦わぼくの、セイシンで、やらんと、いかんね。」
クねずみ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
或ル日、信雄卿ニ、群疑グンギ出態シユツタイシケルニ依リ、早速、和睦ワボクノ儀、調トトノヒシトナリ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)